「例会で森林浴を」   後藤一雄



 10年前の出発点の大きな出来事は、3月14日の創立総会の後の6月13日に行われた国際ロータリー加盟の認証状伝達式でした。 その日を前にして、「当日の梅雨の天気がどうなるか」と、会場となった東筑紫学園高等学校で、雨となった場合、式典のあとの別棟の親睦会場へ移動する方法とか、式典でチャーターメンバーのの紹介をどのような形で行うか等、ああでもないこうでもないと皆で話し合ったことや、前日の会場準備で机・椅子を運んで腰を痛めその後の仕事ののゴルフをドタキャンした事などが、その当時の懐かしい思い出です。

 ロータリーに入ったその当時、それまでの仕事の行動半径の中だけでは得られなかった多くの友人・知人との出会いや、「親睦を通して奉仕の機会を広げる」という(それ以前には考えたことのなかった)日常生活の行動パターンのこと等、新鮮な外気に触れたような感覚を覚えました。

 また、例会に出席することによって、職業分類で言うところの「地域社会の縮図」的な例会の人の集まりの中で受ける影響は、人を木にたとえて言えば、いわゆる森林浴の効果だと思います。

ビジネスの理屈ではなくて、普段のお付き合いの中で肌に感じる何か大切な気を、お互いに与え合っていることは間違いありません。

 ところで、最近、クラブ内で、この10周年の節目の機会に、「例会日は毎週の仕事が始まる月曜日ではなく他の日にしたほうが、もっと出席率が上がるのでは」と言う議論がありました。他の小倉4クラブの例会日との関係やその他の角度から、結局このままでという方向になっていると聞いております。個人的には、(出張の用事に引っかかる可能性の少ない月曜日に例会があるのは好都合なので)、の事情の人には申し訳ありませんが、安堵しております。

 わたくしの方は、今年で60周年を迎えます。これからは、仕事と遊びをそこそこに、ほぼ健康な体で、例会の森林浴を続ける事が出来れば幸せです。